
頑張ってスキンケアしてるのになかなか肌荒れが改善しないのはなんで?

もしかしたら間違えた方法でスキンケアしてる可能性があるかも
毎日頑張ってスキンケアをしているのに、なかなか肌がきれいにならないと感じている方も多いのではないでしょうか。
このような悩みを抱えている方は、間違えたスキンケアをしている可能性があります。
正しい方法でスキンケアを行わないと、肌荒れの原因にもなってしまいます。
今回は、やってはいけないスキンケアと日常生活でのNG行動について解説していきます。
- 正しくないスキンケア方法
- 日常生活でのNG行動
- 正しいスキンケア方法
正しくないスキンケア

間違えたスキンケアは肌トラブルの原因となります。
肌荒れを引き起こす間違えたスキンケア方法は以下のようなものが挙げられます↓
- 朝の洗顔に洗顔料を使わない
- 顔をゴシゴシ洗う
- 少ししか化粧水を塗らない
- 保湿のしすぎ
朝の洗顔に洗顔料を使って洗顔をしない

朝は水だけじゃダメなの??

朝も洗顔料を使った方がいいよ!
「朝は時間がないから」
「お風呂入ってから寝ただけだし」
こういった考えから、朝は水だけで洗顔を済ませている方も多いのではないでしょうか?
顔の皮脂量は寝ている間に想像以上に増加しています。
皮脂は油分のため、水だけでは落ちにくいです。落としきれずに肌に残った皮脂は毛穴詰まりやニキビの原因になります。
そのため、洗顔料を使用してきれいに洗い落としてあげることが大切です。
顔をゴシゴシ洗う
洗顔の際に顔をゴシゴシと洗うのはやってはいけない“NGスキンケア方法”です。
肌に摩擦が起こると、余分な角質層まで剥がれ落ちてしまい、ターンオーバーの乱れにつながります。
ターンオーバーとは、肌が一定のサイクルで新しく生まれ変わることです。
このターンオーバーが乱れてしまうと、ニキビや吹き出物の原因となってしまいます。
洗顔をするときは、泡立て器などを使い、もこもこに泡立て、泡だけを顔に当てるようにしましょう。
少ししか化粧水をつけない
「高い化粧水だからもったいない」
「少量でも効果あるんじゃない?」
このような理由で化粧水を少ししかつけていないという方はいませんか?
化粧水の量が少ないと、次のようなデメリットがあります。
- 肌に必要な水分が不足し、乾燥する
- 化粧水の効果を十分に得られない
化粧水をつける際にコットンを使っている場合は、量が少ないとコットンの摩擦力が強くなりターンオーバーの乱れにつながります。
化粧水は適量を2回に分けてつけるようにしましょう。2回に分けることで浸透力が上がり効果を引き上げることができます。
保湿のしすぎ

保湿はすればするほどいいんじゃないの?

過度な保湿は肌トラブルの原因になることもあるんだよ!
乾燥しやすい季節になると、乳液などをたくさん塗る方も多いと思います。
乾燥を防ぐために保湿をすることはとても重要ですが、過度な保湿は肌を敏感な状態にしてしまうことがあります。
自分の肌の状態を見極め、適切な保湿を心がけましょう。
日常生活でのNG行動

日常生活でのNG行動は以下のようなことが挙げられます↓
- 水を適量飲まない
- 日焼け止めを塗らない
- 栄養の偏った食生活
- 枕カバーを洗わない
水を適量飲まない

水分が不足すると、人間の肌は乾燥を引き起こします。乾燥は毛穴詰まりやニキビの原因にもなってしまいます。
水分を適量摂取することには、次のようなメリットがあります。
- 血流がよくなり、肌が明るく見える
- 肌の細胞が潤い、ターンオーバーが促進される
- 消化機能が向上し、便秘などの胃腸トラブルが改善される
いずれの効果も肌荒れの改善が期待できます。
それでは、適切な水分摂取量とはどのくらいなのでしょうか?
人は息をして生活しているだけで1日に0.9~1Lの水分を失うと言われています。そのため、喉が渇いていなくても水分補給することが重要になります。
それらを踏まえての、1日の水分摂取量の目安は、体重1kgあたり30ml~40mlです。
- 体重45kgの場合
1.35L~1.8Lの水分が必要 - 体重50kgの場合
1.5L~2.0Lの水分が必要 - 体重60kgの場合
1.8L~2.4Lの水分が必要
水分は適切な量を摂取することが大切です。
水分を過剰に摂取することも体に悪影響を及ぼします。
多すぎず少なすぎず、適切な量を摂取するように心がけましょう。
日焼け止めを塗らない

太陽の光に含まれる紫外線は、肌に様々な悪影響を及ぼします。
日焼け対策を怠り、肌が日焼けしてしまうことで様々なトラブルにつながってしまいます。
日焼けによる肌トラブルは主に以下のようなことが挙げられます↓
- シミ・くすみ
- ニキビ
- シワ・たるみ
- 肌が敏感状態に
日焼けをしないためには、毎日日焼け止めを塗ることが大切です。
しかし、毎日日焼け止めを塗っていたとしても夏などの紫外線の強い季節は日焼けを防ぎきれないこともあるかと思います。
そんなときは日焼けした肌に対するアフターケアが必要です。
日焼けした肌は、紫外線から強いダメージを受け軽いやけどに似た状態になっています。
この状態の肌は水分を保つことができず、乾燥が進んでしまいます。そのため、刺激の少ない化粧水や乳液で十分な保湿を行うことが重要です。
毎日の日焼け止めに加えて、アフターケアとして十分な保湿を行うことを心がけましょう。
栄養の偏った食生活

肌トラブルを引き起こす日常生活でのNG行動として、栄養バランスの偏った食生活が挙げられます。
「スキンケアは頑張っているのに肌荒れが気になるな」
肌はスキンケアだけでなく、食生活にも影響を受けます。
肌トラブルを引き起こす食生活としては、以下のようなことが挙げられます↓
- 脂質の多い食べ物
- 白砂糖が多く含まれる甘味料
- 過度な食事制限
- 頻繁な飲酒
・脂質の多い食べ物
脂質の多い食べ物には、ファストフードやスナック菓子などがあります。これらの食品は非常に美味しく、つい食べ過ぎてしまいます。
しかし、脂質の過剰摂取は皮脂の分泌を促進させます。
皮脂が過剰に分泌されることで、毛穴詰まりやニキビといった肌トラブルの原因となります。
・白砂糖が多く含まれる甘味料
仕事や勉強で脳みそをフル回転させた後に、甘いものを食べたくなることがありませんか?
これはエネルギーを消費し、血糖値が下がったために起きます。
甘いものには血糖値を戻す効果があるため、適切な量の摂取なら効果的です。
しかし、白砂糖が含まれる甘い食べ物を過剰に摂取してしまうと「糖化反応」が起こってしまいます。
この糖化反応とは、皮膚やコラーゲンが硬化してしまうことです。
これにより、肌荒れや乾燥、シミやシワといった肌トラブルにつながってしまいます。
白砂糖が含まれた食品を過度に制限するのは、ストレスの原因にもなるため、過剰に摂取せず、適切な量を食べることを心がけましょう。
・過度な食事制限
過度な食事制限は栄養不足や便秘につながります。
栄養不足や便秘はどちらも肌トラブルの原因となってしまいます。
食事制限により、ビタミンやたんぱく質などが不足すると、肌荒れが起き、ハリも低下してしまいます。
食事制限を行う際は、高カロリーな食べ物を避け、栄養バランスの良い食事を行うように心がけましょう。
・頻繁な飲酒
適度な飲酒はストレス発散や、血行促進にもつながるというメリットがあります。
しかし、飲む量が多かったり、頻繁に飲酒を繰り返していると、肌トラブルの原因となってしまいます。
お酒には、糖分が多く含まれています。糖分の過剰摂取は糖化反応を引き起こし、毛穴詰まりやニキビができやすくなります。
また、お酒を飲み過ぎると肝臓機能が低下します。肝臓は体の毒素を排出する機能があるため、お酒の飲み過ぎにより、毒素をうまく排出できなくなります。
体内に溜まった毒素は、ニキビなどといった症状として現れます。
お酒による肌トラブルを防ぐために、飲み頻度を減らしたり、1日の飲酒量を減らしたりする工夫をしましょう。
枕カバーを洗わない

枕カバーを洗わずに、ずっと同じ枕で寝ていませんか?
枕カバーには、寝ている間に様々な汚れが付着するため、洗わないでいると肌トラブルの原因となることがあります。
枕カバーは寝ている間に髪の毛や肌が直接当たるため、フケや皮脂が付着してしまいます。
洗わずに放置していると、溜まった汚れが肌に触れてしまい、肌荒れにつながります。
洗濯の頻度は毎日が理想ですが、毎日は手間になってしまうため、清潔なタオルを枕の上に敷いて寝ることがおすすめです。
無理なく行える方法で、枕を清潔な状態に保ちましょう。
まとめ
今回は、間違えたスキンケア方法と日常生活でのNG行動を紹介しました。
それぞれに関してまとめると以下のようになります。
- 朝の洗顔に洗顔料を使わない
- 顔をゴシゴシ洗う
- 少ししか化粧水を塗らない
- 保湿のしすぎ
- 水を適量飲まない
- 日焼け止めを塗らない
- 栄養の偏った食生活
- 枕カバーを洗わない
間違えたスキンケア方法や日常生活での行動は肌トラブルの原因となります。
肌トラブルが起きている原因を理解し、対策することで、きれいで健やかな肌を目指しましょう。